子どものそだち

今日は1歳6か月児健診。

発達確認の課題、なかなか最近スムーズにできる子に出会えない・・・

●▲■のはめ板ができない

積み木がつめない

言葉(単語)がでない

「○○、どれ?」ときかれて指をさして答えられない



っていうか
そもそも、やり取りにならない(´・ω・`)


ここまでくると
スクリーニング項目自体を疑いたくなる。



だけど




そうじゃないんだよなぁ。




その子自身のもつ苦手さやマイペースさももちろんあるけれど


市で行っている発達支援教室の経過からみても


この現象のもとにあるのは


やはり家庭内での年齢相応の成功経験不足と考える。



成功体験は自尊感情も同時にはぐくみ、

子ども自身、これから困難を目の前にしたときの「生きるちから」となる。




いくら10分程度の面接で、私たち保健師が誘導して、課題が成功して、ほめてあげたところで

やっぱりお父さんお母さんにはかなわない。

親さんがかかわり不足、かかわり下手だからって
代わりにはなれない。毎日会えるわけでもない。

毎日一緒にいるのは大変だろうし
手がかかるだろうけれど

けれど、
けれど

やっぱり
それを見逃している親さんたちは
もったいないなぁと思う。

正直、こどもがかわいそうと思うこともある(親さん目の前にしたらそんなこと口が裂けても言えないけど)。





こどもの持つ力、できることを伝え
家にお持ち帰りできる遊びや声かけ、かかわりを伝える。




現代の乳幼児健診は
スクリーニングよりも子育て支援色が強いことを肌で感じている今日この頃です。